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オークリーの歴史:サングラスメーカーへ

モトクロス用のゴーグルで成功を収めたオークリーは、1980年代からゴーグルやサングラスといったスポーツ用のアイウェア全般にビジネスを展開し始める事となる。

その手始めとなったのがスキー用のゴーグルだった。スキー用のゴーグルとモトクロス用のゴーグルは形状的にも似ていた事から次の商品展開として連想しやすかったのかも知れない。

オークリーのゴーグルは常にクリアな視界を確保し、当時の常識を覆すようなゴーグルとなった。

そして、1984年にオークリーは一般的なスポーツ用のサングラスを開発し、発表した。

瞳の黒い日本人にとっては理解しづらいかもしれないが、瞳の色が薄い白色人種の人達にとっては強い日差しはとてもつらいらしい。日本人の多くが単なるファッションとしてサングラスをつけるのに対して、欧米人の多くは必要性からつけている場合が多い。

そして、それはスポーツ界においても同じだった。

特に野外で長時間競技するトライアスロンや自転車競技の選手にとっては、紫外線による刺激をカットするだけでなく、広い視野を確保し、さらに高速で移動しながらきちんとものが見える事は競技成績に影響を与えるだけでなく、選手の安全にも関わってくる。

その事を考えると、オークリーがサングラス(スポーツ用アイウェア)を発表すると同時に、当時のトライアスロンや自転車レーサー達が、競技をする上での必需品としてオークリーのサングラスを受け入れたのは必然だったといえる。

こうして、オークリーのサングラスはツール・ド・フランスで3度の個人総合優勝を飾ったグレッグ・レモンなどのトップアスリートに受け入れられると同時に、その機能性、近代的なデザインが、アメリカ、ヨーロッパを中心に広く世界的に受け入れられていった。

オークリーのサングラスが世界的なブランドとして確立されるきっかけとなった。

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